2024-2025年度ガバナー
五十幡和彦
― 自分を磨き、事業も磨き、世界平和に貢献するために ―
“入って良かったロータリー”
Rotary Moment 会員誰もが、
ロータリーで出会った感動と魅力を語れるように
会員数の減少に直面するロータリーにあって、考えていただきたいのは「これまでロータリーに入っていた自分」と「もし入っていなかった場合の自分」です。今日までクラブを退会せずに在籍しているのは何らかの理由があるはずです。ロータリークラブに入って良かった体験があるはずです。
ロータリーでは様々な出会いがあります。様々な学びがあります。そして地域社会や世界平和に貢献出来る奉仕活動があります。今日までの自分の成長も会社の発展も、世界平和の一助に貢献出来ているのも、全てはロータリークラブに入っていたからではないでしょうか。
私たちは「ロータリーに入って良かった」ことや、ロータリーで出会った様々な感動と魅力―Rotary
Moment―を、会員誰もが周りの人に語れるようにしなければなりません。ロータリーに入って良かった、という思いと体験が退会防止につながります。そして新会員を勧誘する一番の原動力になります。
■5 大地区方針(1)ロータリーの奉仕活動のブランド化
【クラブ】クラブの奉仕プロジェクトのブランド化
ロータリーに入って良かったという思いは「体験」でしか実感できません。その為にはクラブで取り組む奉仕プロジェクトの充実が大切です。充実した奉仕プロジェクトを行うことにより、ロータリーの公共イメージが向上し、その魅力が会員増強につながり、更に大きな奉仕プロジェクトが可能になります。
そして各ロータリークラブは、何をやっている団体なのか地域の皆様に分かってもらえるブランド力を付けることが必要です。会員誰もが自分のクラブの行っている奉仕活動を、自信をもって語れることが大切です。ロータリーが地域に、無くてはならない団体、必要とされるためにも、各クラブの奉仕活動をブランド化していきましょう
【国際ロータリー、第2570 地区】ポリオ根絶と第2570 地区ポリオデー
各クラブの地域における奉仕活動のブランド化に加え、国際ロータリーが行っている奉仕プロジェクトも、会員誰もが説明できるようにブランド化しなければなりません。
国際ロータリーの最優先事項はポリオ根絶の取り組みです。1988 年ロータリーがポリオ根絶をスタートした時には世界で35
万人のポリオ感染者がいました。それが今日ではアフガニスタンとパキスタンに合わせて一桁の感染者数まで減少させることが出来ました。
まさしくロータリーが世界になくてはならない団体として、世界に引き起こした奇跡です。ロータリーのマジックです。世界からポリオを根絶できる日まであと一歩です。2024-25 年度は東松山で行われる日本スリーデーマーチに第2570 地区のポリオデーとして参加し、ポリオ根絶を推し進めます。